亡くなる可能性60%・・・

すぐさま脳のCT検査を行ない、検査結果を

CT画像を見ながら医師から説明を受けました。

病名は、右被殻出血、症状は意識障害、左半身麻痺です。

「脳の中心に近い右側をかなり大きく出血しているので

このままでは呼吸マヒを引き起こし、亡くなってしまう可能性があります。

手術をしない場合、亡くなる可能性60%、助かる可能性40%

しかしながら開頭手術で出血箇所を除去すれば、ほぼ助かりますが

手術をされますか?」という医師の説明です。

脳のCT画像を見る限り、脳をかなり大きく出血してることは素人でもわかるので

これは仮に命が助かったとしても、かなりの後遺症が考えられ

「下手すれば寝たきりではないのか?」と

退院後の在宅介護のことも冷静に考えてる自分もいました。

そのあたりを医師に尋ねると

「寝たきりになることはまずありません。

うまくいけば杖での歩行まで回復するのではないか?」という話でした。

そうこうしてると診察室に妹が飛び込んできました。

私自身、脳の開頭手術を退院後の介護を考えてしまい~

ためらって医師に返事をしてませんでしたが

妹は医師の話を詳しく聞くこともなく、わずか数秒で脳の開頭手術に同意・・・

なぜなら倒れる2日前に、トイレで血尿が出てることに私が気づき

平日なので病院へ連れて行くよう頼んでましたが

妹はメンドクサイと思ったのでしょう~

「電話で聞いたら本人が治ったと言ってたから病院へ連れてっていない」という返答

これはイカン!週明けに病院へ連れて行かなくては・・・と思ってた矢先の出来事

妹自身もしまった!という気持ちと申し訳ない気持ちと

命を助けたい一心でなりふり構わず手術に同意~

その気持ちを隣で見てて十分感じてたので、医師免許を取得して2~3年ぐらいかな

と思う若い医師にちょっと手術の経験とか大丈夫?と不安を感じてましたが

私自身も手術に同意しました。

あれは突然でした・・・

2014年4月12日(土)の昼、麺類好きな母は

スパゲティを食べてましたが、それを私が見て

「麺類ばかり食べてると

そのうち、大きな病気をやるから食事は絶対に気をつけろ」と

何度も忠告してましたが作るのがメンドクサイのでしょう・・・

結局、ラーメン、焼きそば、うどん、スパゲティと手軽な麺類ばかり

それから2時間ぐらい経過後、母を見に行くと父親の仏前で寝てました~

「なんで、こんなところで寝てるんだろう?」と思いましたが

実は、その時すでに脳出血で倒れているのを

気づかず寝てるものだと私は勘違いしてました・・・

倒れてる!と気がついたのは、それから1時間程度経過した後です。

尿でズボンがベタベタでしたが、それを着替えさせて~すぐに119番通報

救急車の中で血圧を測ると220・・・

言葉は喋れませんが意識はしっかりある状態

しかしながら動いてるのは右腕ばかりで、すでに左腕は動いてませんでした。

最初に向かおうとした病院から受け入れ拒否されて

名古屋医療センターへ(旧国立)運ばれました。

はじめに・・・

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2014年4月12日

亡くなった父の仏壇前で母が倒れてるのを私自身が発見!

119番して救急車で搬送~

1件目の名古屋市立西部医療センターは受け入れを拒否されてしまい

名古屋医療センター(旧国立)へ搬送、CT検査のあと

右側のかなり大きい脳内出血(病名は右被殻出血)のため

「このままでは亡くなる可能性がある!」という説明を

病院側から受けて緊急手術

約3時間かけて手術後の主治医の話では

「出血箇所9割を除去

残りは脳をキズつけるためそのままにしてあります」

という内容でしたが手術自体は無事成功!

しかしながらホッと一安心もつかの間です。

ここから自立に向けた介護やリハビリが

スタートしたのですから・・・

このブログでは、同じ介護をされてる方の参考になればと思い

私自身の母の毎日の介護やリハビリ

糖尿病治療を書いて行こうと思います。