リハビリの成果、糖尿病の状態・・・

済生会リハビリテーション病院に入院して

5ヵ月弱~結果的にどこまで回復したのか?というと

自力で立つことが全くできず、歩行もマヒの左足の

付け根まで装具を装着して、左足の振り出し、腹部をおさえて

体感のバランスを保つ、視野が左半分見えてない状態なので

4点杖をしっかり前へ出す、その全てを介助して5~6m歩ける程度。

ベットから起き上がるどころか~車イスでの自走すら全くできず

当初の予想通り、かなりヒドイ状態での退院でした。

退院2ヵ月前に病院側に頼んで

自宅で私自身が回復リハビリができるように

歩行リハビリなど理学療法士から指導を何度も受けましたが

自宅で継続して病院の回復リハビリができるので正解でした。

また合併症を引き起こした糖尿病の状態も、脳出血を起こした時は

血糖値380mg/dLでしたが、インスリン注射を朝・昼・夜・就寝前と

一日4回打って、病院での食事制限を行なって

300mg/dLを超えてる時もありましたが

なんとか200mg/dL以下、週に一度ほど低血糖・・・という感じで

あまり糖尿病の状態もよくありません。

栄養士から食事に関して、助言をもらい

介護士からトロミ剤1%の作り方、看護師から血糖値の測定方法と

いろいろアドバイスをもらいましたが

やることだらけでハッキリ言って在宅介護は不安だらけです。




喉のマヒの回復具合・・・

名古屋医療センターから済生会リハビリテーション病院に移転して

ずっと喉のマヒが原因で、まともに食事を飲み込めず

鼻から管を入れて、栄養補給という形での食事でしたが

退院まで2ヵ月を切ったあたりから

舌の運動、声を出す練習をする言語リハビリで

トロミ剤2%のお茶を飲みこむ練習も続けてましたが

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むせることなく上手く飲み込めるようになり

担当の言語聴覚士、主治医の判断で

「これなら!」ということで鼻からの管を取り外し

流動食を食べるようになりました。

続いて言語リハビリでは、トロミ剤1%でお茶を飲みこむ練習を継続~

最終的に、食事は・・・。

担当の言語聴覚士から「今後おそらく2度とまともな食事は食べれません!

無理ですね~」と言われてしまい

副食トロミ剤1%入りのぶつ切り、主食は全粥という内容で

体調不調などから上手く飲み込めず

食事を食道ではなく肺へ流してしまう

誤嚥からの肺炎で亡くなる可能性を秘めたままです。




ケアマネージャーの選択・・・

済生会リハビリテーション病院のソーシャルワーカーから

「在宅介護へ向けて

ケアマネージャーを決めてもらえませんか?」と言われ

ケアマネージャー?在宅介護の方法など

もちろん全く知らないのでインターネットで調べ

福祉の相談・福祉サービスの調整などの支援を行うための

相談支援のいきいき支援センター(地域包括支援センター)へ

ケアマネージャーに関して相談に出向きました。

担当の若い男性から

「糖尿病があるのでケアマネージャーは看護師の資格を持った人がいい」

ということで3人候補で紹介され、家の近所の女性に連絡をして

ケアマネージャーをお願いしました。


「お母さんの状態を見たい!」ということで、病院へ来ましたが

母の状態を見てケアマネージャーは私に言いました。

「今担当してる一人の男性と同じ感じだね・・・

ハッキリ言うけど在宅介護はやめた方がいい!

施設へ入所をお勧めします!

この状態のお母さんをほぼ一人で在宅介護するとなると

あなたの今後の人生がムチャクチャになるよ~

親だからと言って情けをかけちゃダメ・・・

自分の今後の人生を優先して」と

しかしながら私の中では、在宅介護に向けて決心、覚悟はできてるので

「まずは半年、介護しながら

全力で回復に向けたリハビリをやる~

そのために歩行リハビリの勉強、練習もこの病院でしてるので」

と話すと・・・。

「半年では短い、せめて1年・・・脳は年単位で考えないとダメ!

でも半年なら半年実際やってみて、そこでまた判断しましょう」で

退院1ヵ月前に、正式にケアマネージャーが決まりました。




要介護認定の申請・・・

済生会リハビリテーション病院のソーシャルワーカーから

在宅介護に備えて「要介護認定の申請を出した方が・・・」

と言う助言をもらったので

早速、区役所に行って手続きをしました。

すると後日、役所から自宅へ病院に入院中の母への

聞き取り調査(認定 調査)の日時の電話連絡がありました。

「ふつうは親族さん側と話し合いの上、日時を決めますが

リハビリテーション病院側から一方的に決めらましたが

この日時でよろしいですか?」という内容。

すぐさま病院側へクレームの連絡をしましたが

担当のソーシャルワーカーから

「そんなことはありません何かの間違いです!」という返事。

2日後に役所から「病院側から一方的に決められた」

という内容を訂正の連絡~何かおかしな感じです・・・。

当日、ギリギリ聞き取り調査(認定調査)に間に合いましたが

役所からは男性が来るという話がいたのは女性。

現在の状態を聞き取り調査してましたが、その内容を聞くと

本人はかなりデタラメな回答をしていたので

ビックリして、こちらで訂正しました。

デタラメな内容とは、実際の状態よりもかなり良い状態という話です~

危なかったです!実際よりも良い状態で話されて

要介護度に影響したらかないませんから・・・。

この聞き取り調査(認定調査)には

病院側は一切立ち会わないので注意が必要です。

あとは主治医が心身の状況について意見書(主治医意見書)を作成して終了!

役所から、介護認定の事務的な処理が遅れてます~という手紙が届き

認定まで少し遅れましたが

無事、入院中に要介護度4で認定されました。




執刀医(主治医)がリハビリ専門病院で会議・・・

この済生会リハビリテーション病院に対しては

どんどん不満、不信感がつのるばかりで

よく担当のソーシャルワーカーへクレームを言いに行ってましたが

自分だけがやたらクレームが多いのか?と思いきや

「他の方でも非常に多いです!」との回答に

やっぱり・・・でした。

総合病院からリハビリ専門病院に変更して

それほど時間が経過していないので、全てのスタッフが若い!

言葉を変えれば、経験が少ない!とも言え、ミスが多い。

こんなリハビリテーション病院を紹介というより強制した

名古屋医療センターの主治医にも問題あり!です。

「24時間リハビリを行ないます」とケースワーカーに

説明されたことも済生会リハビリテーション病院へ話しましたが

ある日、担当のソーシャルワーカーから

「名古屋医療センターの医師が会議で、こちらへ訪問するので

ついでに診察してもらいますか?」と言ってきたので

母が思うように身体が動かない不安を少しでも解消させるため

執刀医(主治医)に回復具合を見てもらう方向でお願いしました。

推測ですが~この会議で訪問とは名ばかりで、呼びつけたが正解で

入院患者の親族から、クレームを言われてるなど

リハビリに関して回復の過剰な説明はしないように~と

今後の連携に関しての打ち合わせの会議だったと思います。

参考記事⇒退院前の主治医の病状説明・・・



当日、会議が終わると母の病室へ夕方過ぎに来ました。

診察と言っても、声を掛ける程度でしたが

「涙ながらに命を救ってくれてありがとうございます」と礼を言う

母に、何とも言えなかったです・・・。

すると別室へ呼ばれ、担当だったケースワーカー同席で

あまり病院へクレームを言わないように

大人しくしてくれ~的なことを言ってきたので

リハビリテーション病院から呼びつけられたんだ!と

この時に思いました。




3日ほど軽めのリハビリ・・・

酸素注入は、一日ほど行ない~

病室のベッド上での軽めのリハビリに3日ほど変更・・・。

「退院までの貴重なリハビリ時間を~」と私は思いましたが

再び酸欠で倒れられても困るので仕方がありません。

予定のリハビリ時間を消化したい病院側の気持ちもわかるけど

いくらなんでも3時間連続はおかしいんじゃないか?

また緊急で主治医に連絡が全く取れないのも問題あり!」と

病院側へとうぜん詰め寄りました。

病院側の対応は、ただあやまるだけでしたが・・・。

 

ちょっと話が変わりますが

このリハビリテーション病院でこんなことがありました。

一番上の階の病室なので、エレベーターに乗ってると

同じ階で、左脳の脳梗塞からのマヒでリハビリ時間以外でも

ひたすら自主トレで歩行リハビリを行なってる

70代の男性がいましたが、左脳をやってるので言語障害で

言葉が聞き取りにくいですが

見かけると声をかけて話してました~

その人と理学療法士数人と一緒にエレベーターに乗ってると

70代の男性に向かって理学療法士数人が

コイツ!何言ってるのかわからん!おもろい~」と

小馬鹿にしてるところを見かけました・・・。

こんな低レベルな連中が脳やケガからの

社会復帰を目指してる患者さんのリハビリをやってると思うと

人としてどうなんだ!」と心底頭に来ます!




3時間連続の歩行リハビリで酸欠・・・

リハビリ担当ほとんどが男性に代わり

4点杖での歩行リハビリを毎日行ないます!

ある日、他の人がリハビリ予定時間を変更して欲しい~

という要望があり

こちらのリハビリ予定時間が変更になってました・・・。

AM10:00、11:00にリハビリ

昼食をはさんで昼一で再びリハビリという予定でしたが

その予定表を見て嫌な予感がしてましたが、それが見事に的中。

ほとんど歩いていなかった母なので体力がない!

それを昼食をはさんで3時間連続リハビリ・・・。

疲れて昼食もあまり喉を通らず、昼食を半分程度食べた頃に

時間になり再びリハビリへ連れて行かれました。

昼一のリハビリ終了目前で、手足が震え始め酸欠!

主治医が休みで代理の医師の指示で酸素注入され

まともなリハビリができない状態になりました。

「食事はしっかり食べたのか?」の代理の医師の質問に

担当の看護師が「残さず全部食べました!」とウソの報告する始末~

翌日朝「リハビリを行なっていいのか?」

作業療法士が主治医に連絡も全く連絡が取れず・・・。

この済生会リハビリテーション病院とは、どういう病院なのか?

またこのリハビリテーション病院を紹介した

「24時間リハビリを行ないます!」と説明したケースワーカーの

名古屋医療センターにも不信感がつのります




本格的な歩行リハビリを開始・・・

病院側に強く抗議をしてから、あからさまでした。

リハビリ担当が一気に男だらけになり、歩行リハビリを一斉に開始!

理学療法士が汗ダラダラで後ろから抱えながら

病院で購入した装具を足の付け根まで装着してヒザを固定

DSC_0172

4点杖を使用しての歩行リハビリでしたが

4点杖の出し方が「前へ真っすぐ」と言われても右斜め前に出すので

左側の感覚が全くない・・・。

理学療法士が後ろから

右手で4点杖の出し方を真っすぐ前へ出るように介助

左手は腹部を押さえて、立位が保てるように介助

麻痺してる左足が前へ自力で出せないので

後ろから自分の左足で前へ送り出す介助を行ない

見るからに現段階では歩行リハビリは全介助という感じ

歩けてもせいぜい5m程度で、グッタリします。

いまだ自力で立ち上がることさえもできません。

退院まで2ヵ月を切ってるので、この状態を見る限り

下手すれば寝たきりで帰宅という最悪パターンも想像できたので

仕事そっちのけで残りの期間、リハビリ専門病院へ通って

在宅でのリハビリを私自身が行えるように

練習する必要がある!と思い

母のリハビリを見ながら、私自身も回復リハビリを勉強しました。