看護師の言葉・・・

退院後、自宅へ帰ることが決定した日の夕方に

一人の看護師が病室へ入ってきました。

体温、血圧など測るためですが測りながら看護師が母に言いました~

よかったね~自宅へ帰れることになって

息子さんがちゃんと考えてくれてたから・・・。

この状態で施設へ行ってたら、えらいことになってたよ!

危なかったから~でも、自宅へ帰るからこれで長生きできる

息子さんが長生きさせてくれるから絶対長生きしなきゃダメだよ!

それを後ろから聞いてた私は

「やっぱりなぁ・・・血糖値を測らずインスリン注射を打つ

でたらめな施設の糖尿病治療で糖尿病の合併症で

脳出血が再発してたんだろう」と思いました。

看護師が知ってるなら、主治医など知ってることなので

それを親族に伏せたのは

施設へ行かなくなってしまうのを恐れたためですが

それは自宅へ帰られて回復でもされようもんなら病院の立場もないので

さらに不信に思ったのは、毎日行なっていたリハビリ内容が

担当が女ばかりで男が少なく

最初から計画を持って歩行リハビリを行なう感じもなく

「どうせ施設へ行くから歩行リハビリをやっても無駄!」

と言わんばかりのリハビリ内容からも、病院側の考えが読み取れました~

寝たきりの人間を歩行リハビリするのは理学療法士も大変ですから・・・。

退院後、自宅へ帰ることが決まったことで~

早速、病院側に「いままでの毎日のリハビリ内容には疑問がある!

リハビリ専門病院への入院はずっとできるわけではなく

日数が決められている。

あちらでは24時間リハビリを行ないますので~と

名古屋医療センターのケースワーカーから説明されたけれど

・・・話がぜんぜん違う。

施設に向けたリハビリをやってくれ~と頼んだ覚えもない!

歩行リハビリを徹底的に行なってくれ」と

怒りをおさえながらも強く抗議をしました。




リハビリ専門病院への入院3ヵ月が経過・・・

リハビリ専門病院へ入院から3ヵ月が経過し、残り2ヵ月程度となった頃

病院から今後の身の振り方の面談で呼び出され、初日見ただけでリハビリを

その間全く見学してませんでしたが

久しぶりにリハビリを見た感想は、自力で立つことさえ全くできない・・・。

車イスの自走もできない・・・。

喉の麻痺から飲み込めず鼻から管を入れて栄養補給のまま・・・。

「あそこに鳥がいるからエサを~」と幻覚を見てる状態でした。

*鼻から管は、その1週間後にとれました~

面談では病院から、介護老人保健施設へ入所を勧められ

2件紹介されたので、さっそく施設見学へ行きました。

まず最初に行った施設の「福の里」では

施設案内の事務員から

糖尿病でのインスリン注射という話はぜんぜん聞いてない!

内服薬なら入所はOKですが

インスリン注射を打ってる状態ではお断りです。

医療行為はウチは一切行ないません!」と追い返される始末。

病院との連携が全く取れてない感じでした。

もう一件の施設「第二ハートフル」では

インスリン注射は打ちますが、血糖値は測定しません。

決められた単位を毎日打つだけです!」という説明・・・。

血糖値を測定せず、インスリン注射を打つ!?

簡単に適当にインスリン注射を打つ~ということでは?と私は思いました。

これでは血糖コントロールなど満足にできるわけがないので

再び糖尿病からの合併症で、脳出血する危険性が高い!

と判断して、こちらから断りました。

これで在宅介護は、決定的になり

生半可な気持ちでは在宅介護はできないので、覚悟を決めました。




リハビリを開始・・・

リハビリ専門病院へ移転後、病状の様子見のため

主だったリハビリはほとんど行なわず~

喉の麻痺で飲み込めないので鼻からの栄養補給の管を

自分で抜いてしまうので

動く右手に管を握れないように手袋をはめられました。

名古屋医療センターのケースワーカーから

「24時間リハビリを行なう」と

聞いてたわりには、スタッフは少なく病院の外には

各種スタッフ募集の求人の張り紙が貼ってあります・・・。

果たしてこんな状態で、まともなリハビリができるのか?

ますます不安になります。

移転から、5日程度経過後~

初めて車イスに乗り理学療法士の本格的なリハビリが開始!

といっても一階のリハビリ室にある上下に動くベッドにもたれての立位保持

立った状態を維持するのは、おそらく脳出血で倒れた4月半ば以来なので

後遺症の左半身麻痺に+身体全体の筋力低下で、フラフラ・・・。

この状態を見た瞬間、当分リハビリを見学しても意味なし~と判断!

約5ヵ月の入院予定なので、退院の2ヵ月前からリハビリを見学して

私自身も回復に向けたリハビリの勉強をして在宅介護に備えようと考えました。