合併症を起こすほど重度だった糖尿病の治療成果・・・

脳出血という合併症を引き起こした

重度の状態だった糖尿病が済生会リハビリテーション病院を

退院してから、もっともよい数値が

皮肉にも、脳梗塞を起こす26日前の

2016年12月1日の血液検査で出ました。

上記の赤字で囲んであるHbA1c(ヘモグロビン エワンシー)が5.8

糖尿病をよくわからない人のために

HbA1c(ヘモグロビン エワンシー)とは

血糖値は日々の食事や運動などで変化してますが

HbA1c(ヘモグロビン エワンシー)は濃度が安定しているので

この値を調べれば、過去1~2ヶ月の

血糖の平均的な状態を知ることができる

いわゆる糖尿病のバロメーターですが

基準値は上記の画像では4.6~6.2

ということは5.8で基準値に入ってるため

糖尿病の状態はかなりいい状態であることが読み取れます。

と言っても、インスリン注射を止めても糖尿病の内服薬5種

メトグルコ250mg、グルファスト5mg、グラクティブ50mg

アカルボース100mg、ビオクリタゾン15mgと

服用しての数値なので、健康体の人と変わりなし!

とは全く言えません。

ちなみに糖尿病専門医へ通院し始めた

インスリン注射を朝のみ4単位打って

内服薬を服用していた時の

2015年1月15日、最初の血液検査は下記

上記の赤字で囲んであるHbA1c(ヘモグロビン エワンシー)が6.8

確実に内科医よりも糖尿病専門医の方が、数値が良くなってます。

退院してからも、糖尿病を書籍で猛勉強し

ケアマネージャーから紹介された内科医から

自分で探した糖尿病専門医に主治医を代えて

カーボカウント法(炭水化物制限)の食事療法を

地道に行なってきた成果です。

インスリン注射を止めて、完全に内服薬のみに切り替え

食後2時間後の血糖値を計測するように

糖尿病専門医の指示で計測してましたが

血糖値の上昇が簡単に200mg/dLを超え苦労しましたが

半年後あたりから、徐々に200mg/dL以下に

収まるようになりました。

糖尿病専門医からも「この状態でいけば10年以上は

確実に生きれる!ただ15年となるとビミョー

しかしながら糖尿病の治療薬は毎年いいクスリが出てくるので

10年も経てば、糖尿病の治療もかなり進歩してるので

20年は生きれるのでは?と私は思う」

糖尿病専門医から言われるほどの回復でした。

済生会リハビリテーション病院を退院して

やたら勧めてきた老人介護保険施設へ入所してたなら

血糖コントロールなど、いい加減なやり方をされてしまい

再び糖尿病の合併症が起きて1~2ヵ月の命だったのが

糖尿病の今後のクスリ次第では20年は生きれるまで

母の糖尿病は回復しました。

ただし、それには条件があり

私が今まで通り血糖コントロールをすること

食事制限をやらない施設などへは、5日以上預けない

それをやられると再び糖尿病の状態が悪化して

命の保証はない!合併症がいつ起こるか分からなくなる

という条件内容でした。

下手すると、20年は母の介護しなくてはいけない!と

考えると正直、この時はゾッとしました。




在宅介護中の糖尿病治療で炭水化物制限・・・

2014年4月12日、糖尿病の合併症から脳出血

その脳出血を起こした原因の糖尿病を

在宅介護中、何とかしなくてはなりません。

済生会リハビリテーション病院を退院後の糖尿病治療は

インスリン注射を一日朝、昼、夜、寝る前の4回3~4単位を

母の腹部へ私が打ってましたが

当然、利用中の介護サービス業者が嫌がり

2015年の年明けから、往診から糖尿病専門医への通院に切り替えて

糖尿病治療を行ないましたが

とにかく母の糖尿病は、かなり重度の状態

普通に食事を食べてしまうと、軽く血糖値が350mg/dLを超えます。

なので、まずは介護する私自身が糖尿病を勉強する必要がある!と思い

下記の書籍2冊をAmazonで購入して、勉強しました。

糖尿病専門医にまかせなさい (文春文庫)

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この2冊の本には、主食を抜くいわゆる「コメを減らせ!」

「炭水化物を減らせ!」という内容で

在宅介護当初は、看護師上がりのケアマネージャーということもあり

訪問看護師にも来てもらってましたが、看護師は「カロリー制限」を主張

しかしながら、炭水化物を食べさせてのカロリー制限では

血糖値は、思ったほど下がらず・・・

なので、母には申し訳なかったですが

主食のコメや炭水化物を徹底的に制限!

その甲斐あって、2015年の年明けから往診から通院に切り替えた

糖尿病専門医に、すぐにインスリン注射を止めて内服薬のみに変更

ただしインスリン注射を止めてしまうと

血糖測定器やセンサー、採血用穿刺器具やハリなど身体障害者でも

保険適用外で全額実費になり毎月かなりの痛手でしたが

各介護サービス業者が嫌がるので仕方ありません。

このあたりを名古屋市の相談窓口に連絡しましたが

「医療制度の落とし穴で、救済する制度がない

どんな制度でも完璧な制度はなく、必ず落とし穴がある

まさに今回は、その制度の落とし穴にはまってしまった」という回答でした。

炭水化物制限に関しては、下記のA4で「食事内容把握表」を作成して

食べた時刻、食事内容、大体のカロリーなど

全て記録に残して、食事内容を徹底管理しました。


在宅介護の自宅での食事は、朝、昼と主食のコメは全抜き

夕食のみコメ50gだけ食べさせ

利用していた各介護サービス業者にも、もちろん協力してもらい

デイサービスの場合は、昼食の主食は全抜き、おやつは半分のみ

ショートステイでも、朝、昼と主食は全抜き、麺類は仕方なし

おやつも全抜き、夕食のみ茶碗に半分のみという形で協力してもらいました。

ホームヘルパーさんにも協力してもらいましたが

ここまで徹底的に管理してる親族はいない!と戸惑われましたが

過去の食事内容把握表を参考にしてもらい、協力してもらいました。

結果は、もちろんインスリン注射を止めて内服薬に変えても

月一回の血液検査でヘモグロビンA1cが、基準値に入るまでに

糖尿病の病状は良くなり、この状態を保てば20年は生きれる!とまで

糖尿病専門医から言われるほど回復しました。




糖尿病の合併症が起こった経緯・・・

母の在宅介護で一番気を使ったのが糖尿病の治療でした。

一度、糖尿病の合併症で脳出血を起こして

左半身マヒの身体になってしまったので・・・。

たまたま脳の右側の血管が切れただけで、左側も同じくボロボロのはず

毎日の食事、血糖コントロールなどホントに気を使いました。

母本人は、糖尿病になるぐらいなので食い意地がはって

やたらと食べたがるので。

自宅近所に、たまたま来診で糖尿専門医が来る個人病院があったので

そこでマンツーマンで糖尿病治療を行ない

糖尿専門医からも今の状態を保てば、20年は生きれる!とまで

言われるほどの回復ぶりを見せましたが

その条件として、息子さんが今まで通り血糖コントロールを行なうこと

また食事制限を行なわない施設などは5日以上は入れない

それをやられると、いつ糖尿病の合併症が起こるか?分からない状態に

陥るので命の保証はない!と言われました。

その心配していた糖尿病の合併症も今回起きてしまいました

この原因は、名古屋医療センターの血糖コントロールが

食前で200mg/dL前後と在宅介護をしていた頃の150mg/dL以下より

かなり高めで、炭水化物制限でコメを夕食のみ50gしか

在宅介護中は食べさせなかったのを入院中は3食コメを食べたりで

食後の血糖値も測定していませんが300mg/dLを

軽く超えていたと考えられます。

ちなみに在宅介護中は、炭水化物制限をしていたので

食後2時間後の血糖値は、ほとんどが200mg/dL以下でした。

名古屋医療センターに大ざっぱに

血糖コントロールをやられてしまったことも

要因として挙げられますが、糖尿病の血糖コントロールで

話をしましたが脳の治療が優先で

糖尿病は二の次という主治医の感じでした。

今回、インフルエンザの院内感染で

2月4日深夜に初めて嘔吐、下痢、40度近くの高熱が起こりましたが

微熱が出たり出なかったりを繰り返して

2月9日深夜に2回目の嘔吐、下痢、40度近くの高熱が再び起こり

ここまでは身体の血管が持ちこたえてましたが

ずっと微熱が出たり出なかったりを繰り返して

2月12日に3回目の嘔吐、下痢、40度近くの高熱

腎臓機能に異変!トイレに連れて行くと尿が出ない現象が起こり

2月16日未明に4回目の嘔吐、下痢、40度近くの高熱

両側の脳出血が起こり、両目も飛んだという感じです。

なので2月12日の3回目の嘔吐、下痢、40度近くの高熱が出る前に

名古屋医療センターが、氷枕を脇に挟むだけの処置ではなく

ちゃんとした何らかの処置、対処していれば

糖尿病の合併症が起こらなかった可能性も考えられます。

糖尿病専門医からも、息子さんが今まで通り

血糖コントロールを行なうことが20年生きれる条件と言われてましたが

もう一人、個人病院の皮膚科医の女医からも

「あなたは白衣を着てる人間を全く信用していない

お母さんの主治医はあなたという感じ!

だからお母さんは生きていられる!

あなたが少しでも白衣を着た人間にお母さんを任せると

お母さんは、おそらく亡くなる!」とまで言われてました。

結果は、その通りで最後は廃人状態で亡くなってしまいましたが

なぜ名古屋医療センターが対処しなかったのか?

処置することで、隠ぺいしたインフルエンザの院内感染がバレる恐れや

脳梗塞の後だけに、薬など使いたくなかったのかもしれませんが

看護師にも文句を言いましたが、一人の命がかかっているだけに

しっかりと処置、対処してほしかった。

ホントに腹立たしい病院です名古屋医療センターは・・・。