高額介護サービス費の申請・・・

在宅介護を始める前に手続きをして書き忘れてたことがあるでの

書きますが「高額介護サービス費」の申請も役所でしました。

世帯分離で、年金生活者にすることで

母はもちろん低所得者に当てはまるので、上記の申請をすることで

介護サービスを利用で支払った1ヶ月ごとの利用者負担の合計が

15.000円を超えた分は返金される制度でしたが

この「高額介護サービス費」の申請をすることで

食事代はもちろん実費ですがかなり助かりました。

これで介護保険の単位数を思う存分使えたので




在宅介護での深夜のトイレ対策・・・

在宅介護で、困るのは深夜のトイレです。

介護ベットの枕元に、呼び出しチャイムの

押しボタンを設置したことで

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何か用事がある時は、便利なチャイムですが

母には、用事もないのに鳴らされて、かなり迷惑してました。

一番は介護を経験された方なら分かると思いますが

やはり夜中のトイレでも、かなり迷惑してました。

夜中のトイレで、便座へ座って一時間はざら・・・

下手すると二時間は便座へ座られて、ハッキリ言って寝れません。

呼び出しチャイムは、2台購入して

介護ベットの枕元と、トイレに押しボタンを設置して

トイレが終わればチャイムで呼び出す!という形をとって

チャイム音を変えて、分かるようにしてました。

また電池だと、肝心な時に電池切れで鳴らない可能性もあり

専用のACアダプターを購入して、対策もしました。

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しかし、深夜のトイレは何とかならないものか?と

母には申し訳ありませんが、オムツや尿とりパットを重ねました。

夜、就寝前のトイレで、まずは昼用の尿とりパット

その上に深夜用の尿とりパット

リハビリパンツを履かせて、その上に紙オムツ

さらに介護ベットには、尿漏れシート・・・

それでも朝起きると、糖尿病もあり尿が多いので

介護ベットに被せてあるシーツまでも

尿でベタベタもありましたが

深夜にトイレに連れて行くよりはマシなので

母には我慢してもらい、深夜のトイレ対策は

上記の方法で行ないました。




介護保険、身体障害者の住宅改修工事について・・・

車イスの母を在宅介護するには

自走で車イスが通れるスペースを空けなくてはならない

敷居の段差を解消しなくてはならい

手すりを設置など、家をリフォームする必要があります。

家のリフォームは、ちょっとなぶると簡単に100万円超え・・・

その救済制度で、介護保険の住宅改修工事費用20万円まで

ただし、購入費用の1割(一定以上所得者は2割)を対象者が

負担する必要があるので、実質は18万円

もう一つ、身体障害者の住宅改修工事費用60万円ですが

すでに一度、介護保険の住宅改修工事は7万円程度は利用して

ハッキリ言ってボッタクリ工事をされてるので

残りの住宅改修工事費用は、両方合わせて約70万円

介護保険の住宅改修工事は、オート開閉のウォシュレットに充て

身体障害者の住宅改修工事は2016年3月末、役所に申請を出して

名古屋市総合リハビリテーションセンターから

作業療法士、一級建築士が自宅へ訪問して

実際に家を見ながら希望の工事を伝え、作業療法士と一級建築士が相談

図面を起こして郵送され、工事業者と

それを見ながら工事の最終打ち合わせ~という流れです。

工事内容は、浴室の浴槽を浅いものに変更

給湯器をオートへ変更、ドアを折りたたみに変更

それにともないタイルの解体、張り替え

浴室の床上げ、トイレのそで壁の開口、段差解消

さらに玄関からのスロープ、車イス脱輪防止でまわりに段差をつける

手すり設置で業者からの見積もりは下記

かる~く100万円超えで、ほぼ150万円

家をなぶれば、こんなもんです・・・

浴槽と給湯器にはセットなら重度障害者生活用具給付で

91,000円給付されるので

身体障害者の住宅改修工事の補助金60万円を足せば

自己負担金は、約76万円・・・

では~ということでタイル工事などしなくてはならない

浴槽変更を今回見送って

給湯器のみ交換で重度障害者生活用具給付は5万円

また玄関のスロープの手すり設置を

今後邪魔になる可能性もあるので最小限にして

見直した見積もりが下記

最小限の工事内容したつもりでしたが自己負担金が約20万円。

しかしながら、実際に改修工事をしてみるとスロープを作るのに

土をほじくり返して不要になった土砂を業者へ回収してもらったので

2万円程度の追加料金も発生してます!




在宅介護の主治医は私自身でした・・・

在宅介護中、糖尿病専門医、整形外科、眼科、皮膚科、内科と

いろいろな病院へ母を連れて行きましたが

各医師に診てもらいましたが、あくまで主治医は

私自身と思ってました。

脳出血からの左半身マヒで、すでに母は

全て私に頼ってしまって判断能力がありません。

判断するのは介護をしている私!

間違った判断をしてしまうと、母の病状悪化を招いて死へ直結してしまう

そう思って医師も慎重に選んでました。

以前記事で書きましたが、皮膚科の女医から

「あなたは白衣を着てる人間を全く信用してない

あなたがお母さんの主治医という感じ!

しっかり勉強して介護してるから、お母さんは生きていられる

少しでもお母さんを白衣の人間に任せれば

おそらく亡くなる!」と言われましたが

脳梗塞で入院することで、名古屋医療センターの白衣の人間に任せたら

あれだけ元気だった母が、あっという間に亡くなってしまったことを

考えると、皮膚科の女医が言った話はまんざらでもなかった・・・

また済生会リハビリテーション病院へ左足装具の調整で出向いたら

担当だったソーシャルワーカーから

「リハビリ専門病院を退院した時の状態よりも悪ければ

介護してる人が手を抜いて毎日、介護してる証拠!

逆に状態が良くなったという人は

介護してる人が手を抜かず、毎日一生懸命世話をしてきた証拠!

退院した後の状態を見れば

毎日どう介護してきたのか?がすぐに分かります

お母さんの状態を今拝見しましたが

毎日、息子さんがどれだけ一生懸命世話してきたのか?が

回復の仕方で分かります」という話をされました。

リハビリ専門病院を退院後、病状が悪化するようであれば

介護してる人が毎日手を抜いてる!とリハビリ専門病院から思われること

白衣の人間が主治医ではなく、あくまで介護してる人が主治医である

在宅介護されてる人は、このことをしっかり頭に入れて頑張ってほしいです。




アレッポからの贈り物を活用・・・

入浴に関しては、自宅での入浴の有無にかかわらず

デイサービスに行けば、必ずお願いしてましたが

業務用の安いボディソープで洗っているのでは?と思うほど

気候が温かくなると、マヒの左腕の脱臼防止で使用していた

腕吊りバンドの蒸れからの痒みで右手でかいてしまい内出血


冬場は、乾燥が酷く痒みから腕は引っかいてしまい

背中などは、ただれてボロボロ

結果、その治療のため皮膚科へ通院する羽目になってしまい

デイサービスに母を預かってもらう反面

皮膚科へ通わされていたのではかないません。

なのでデイサービスには下記の「アレッポからの贈り物」を

持たせて、洗ってもらいましたが

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乾燥がピタリと止まり、つくづく効果を実感しました!

ただれてボロボロだった背中がキレイになり

腕の痒みも、たまにかいてましたが

前ほどではありません。

ただ温かくなると、蒸れからの痒みはあまり改善しませんでしたが

ただ前よりは改善しているので

もっと早く持たせればよかったと思いました。

このアレッポからの贈り物は

もとはシリア・アレッポ地方で製造されてたアレッポの石鹸で

シリア国内情勢の悪化に伴い、現在、一時的な措置として

安全な隣国、トルコ・ガズィアンティプに工場を移して

これまでと変わらない製法で製造してるのが

「アレッポからの贈り物」です。

在宅介護で、肌の乾燥からただれて皮膚科へ通院されている方には

お勧めの石鹸です!




在宅介護は覚悟が必要・・・

在宅介護を始める前の、済生会リハビリテーション病院に

まだ入院中だった母のもとへ、お願いした

看護師上がりのケアマネージャーが

「病状を確認したい!」ということで訪れましたが

ほんの何秒か見ただけで「分かりました!」

母の聞こえるベッドの横から私に

「今、お母さんの病状を確認させてもらったけど

ハッキリ言って在宅介護は止めた方がいい

このお母さんを家へ連れ帰って在宅介護すると

あなた全て失うよ!何にもかも・・・

母親だからと言って情けをかけちゃダメ!

自分の人生を優先させなさい!

もし在宅介護するのなら、それなりの覚悟が必要!

あなたは、その覚悟はできてる?

中途半端な覚悟なら数ヵ月後に結局、施設へ入れる!と

いう話になってくる・・・

だったら最初から施設へ入れとけ!という話だから

全て失うというのは、最終的には

介護してるお母さんも亡くなって失うよ!

それでもあなたは在宅介護するの?」と言われましたが

独身の私は、失うものなど何もないと思い

その場で「覚悟は、できてる!」と即答

それを聞いていた母は、ベットの上で嬉し泣き

ケアマネージャーは「分かりました

覚悟ができてるなら、すぐに在宅介護の手配をします」という返事

手配内容は、介護ベット、車イス、杖などの福祉用具レンタル

デイサービス、デイケアの介護サービス、そして訪問看護師という内容

この日、まさに在宅介護をする決意をした瞬間でした。




在宅介護では、うがいにも気を使いました・・・

母は総入れ歯でしたが、在宅介護中は入れ歯は入れ歯洗浄剤を

使用しましたが、口の中の食べカスを取り除くためと

デイサービス、ショートステイ、糖尿病、皮膚科、眼科など

病院への通院で人が集まる場所へ、よく出入りするため

集団風邪、今回は脳梗塞で入院中に

インフルエンザに感染してしまいましたが

そのインフルエンザの感染予防

糖尿病は口の中の歯周病菌との繋がりなどアリ

当初は、薬局で売っているイソジンうがい薬を水で薄めて

風呂場の洗面器を持ってきて使ってましたが

私が毎月一回、歯のクリーニングで行っている

歯茎から膿が出てグラグラな歯周病が重度の状態の左前歯で

二人の歯科医から抜歯!と言われた歯を

見事に抜歯せず、復活させてくれた歯周病の医学博士の院長の

歯科医で勧められた殺菌効果の強い「次亜塩素酸水」を薄めず原液のまま

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母に、うがいをさせてました。

Amazonのレビューを見ると薄めて使ってる人が多いですが

歯周病の医学博士の院長は、原液で使うように勧められてます。

私自身も、もちろん歯周病予防で使用してますが歯のヌメリが

確実取れるので殺菌効果を実感してます。

毎年、インフルエンザの予防接種はしてましたが

名古屋医療センターのインフルエンザの院内感染に巻き込まれたことで

効果がない!とは言いませんが

インフルエンザの感染は完璧には防げません。

名古屋医療センターに入院中は、次亜塩素酸水など使用してません。

ただの水での、うがいだったので次亜塩素酸水だったら・・・と

少し考えてしまいます。




在宅介護で一番の疲労は精神疲労・・・

在宅介護を、脳梗塞で入院するまで2年半行ないましたが

これは在宅介護を行なう前に

済生会リハビリテーション病院のソーシャルワーカーからの助言で

「在宅介護を行なう上で、肉体疲労は休めば取れますが

精神疲労は休んでも取れません・・・

この精神疲労を上手く取り除かないと、イライラで

介護虐待をしてしまうので、この精神疲労と

どう、うまく付き合っていくか?も重要です」という話でしたが

実際、在宅介護を2年半行なって

やはりイライラが半端じゃなかったです!

自分がやりたい事があっても、母を見ていなきゃならないので全くできず

自分が体調が悪くて身体がダルイと思っても

代わってくれる人がいないのでやらざるおえない。

いつまで在宅介護をやらなくてはならないと考えてしまうと今後が不安

またいろんな介護サービスを利用していたので

見ず知らずの他人が家に出入りするのも、かなりのストレスでした。

母に怒鳴ったり、介護ベットへ寝かしたまま食事を食べさせなかったり

トイレへ連れて行かなかったりなど

イライラで、やはりたまにしてしまいました。

やりたい事が一人でできず一番つらいのは、母なんですが・・・

迷惑をかけてる!と一番自覚してたのは母だったので

私の場合は、子供はいませんが母を自分の手のかかる娘と

途中から思うようになり、イライラが緩和していきました。

またショートステイを在宅介護を始めて

1年経過後に、名古屋市の相談窓口で

「このままでは共倒れ!」との助言をされ

利用するようになり、母は行きたがりませんでしたが

息抜きをするようになってから、さらにイライラが緩和していきました。

しかしながら、このショートステイで

脳梗塞をやって帰って来てしまったので、亡くなることはなかった。

もう少し自分に忍耐力、精神力があれば

ショートステイをあまり利用しなかったと思うので

家にいるとホッとする、安心すると家に居たがっていた母には

心の底から申し訳ないことをしたと思います。