福祉用具購入費の支給申請・・・

2017年2月24日、肺炎で亡くなるまでの約2年半

母の在宅介護を行ないましたが、その間

福祉用具の購入費の支給申請は、2回行ないました。

母の場合は、福祉用具の購入費の支給は

毎年4月から翌年3月までの1年間で10万円ですが

費用の1割は自己負担となるので、実際は最大9万円が支給でした。

また福祉用具販売事業者として都道府県等により指定を受けた

介護保険サービス事業者から購入した時に適用されること

すべての福祉用具購入費が支給対象ではないので注意が必要です。

まず最初の福祉用具の購入費支給は、何を購入したのか?といえば

母の入浴のための福祉用具の購入費用に充てました。

まずは、浴槽から出たり入ったりできるように介助ベルト

安寿の折りたたみシャワーベンチ、浴槽内で使うシャワーチェア

浴室へ入る時の段差解消で、すのこをオーダーメイドで作製してもらい

この4点で、最初の福祉用具の購入費支給は終了!

介護用品はホント金額が高いです。

入浴のための福祉用具が全て揃ったところで

在宅介護で、初めて自宅で母を入浴させました。

入浴は、毎回デイサービスにお願いしてありましたが

機械浴のため、機械に座らされてドボンと入浴しているだけで

決められた時間になれば入浴完了という流れ作業

これでは、本人も入浴した気分にならないので

今回は、自宅で入浴ができるように福祉用具を揃えました。

2015年7月、初めて自宅で入浴させた時の画像ですが

とにかく介助ベルトを持って

浴槽の出し入れがホント大変でした。

介助ベルトが外れたりしないだろうな?という不安もあり

なかなか思い切ってできませんでしたが、これは慣れですね。

この時、左半身マヒの母が風呂につかりながら

うれし涙で、私に一言「ありがとう!」と言ったことは

今でも鮮明に覚えてます。

自宅での入浴など二度とできないと思っていたからでしょう。




日常生活用具給付の手続き・・・

2015年2月、母は左半身マヒの一級身体障害者なので

その身体障害者の日常生活の便宜を図るため

日常生活用具給付の手続きを役所に出して

ノートパソコンの給付を受けました。


パソコンの給付対象者は、身体障害者でも

上肢機能障害2級以上で文字を書くことが困難な方

デスクトップ、ノート、地デジチューナー

WEBカメラの有無にかかわらず

パソコンが6年おきに10万円まで、名古屋市は給付してくれます。

ただし私の母の場合は、世帯分離で年金生活者のため

市民税非課税なので給付限度額の1割負担もありません。

市民税課税の場合は、1割でひと月に複数の用具を

給付した場合は負担上限37,200円になります。

このあたりの制度は、都道府県により異なるので注意してください!

役所の窓口で、日常生活用具でパソコンを取り扱っている

業者一覧表をもらいましたが福祉用具レンタル会社ばかり・・・

看護師上がりのケアマネージャーに紹介され

2014年末に当時利用していた福祉用具レンタル会社へ試しに

パソコンの見積りを頼みましたが、2年落ちモデルで

10万円近い金額で、あきらかなボッタクリ!

年明けから、要望を全く聞き入れてくれないケアマネージャーから

ご年配の男性のケアマネージャーに変更しましたが

そのケアマネージャーから、ヤマダ電機でも取り扱ってる事を聞いて

年明け早々に型落ちモデル狙いで、ヤマダ電機で手続きをしましたが

予定通りでした・・・

型落ちモデルを処分したいので、ヤマダ電機が5000ポイント付属を

5年保証を付けたので、その分10万円オーバーなので

その5000ポイントを使って実費370円のみで収まるように割引!

給付手続きは簡単で、母名義での見積もり、カタログを役所へ提出

パソコン給付券が10日ほどで自宅へ郵送で届き

その給付券をヤマダ電機に渡して、パソコンを受け取るという流れ

このパソコンで、契約している

動画配信サービス「dTV」で配信されている




【初回31日間無料/dTV】月額500円(税抜)
で映画・ドラマ・アニメ・音楽ライブなど
12万作品が見放題!

「渡る世間は鬼ばかり」や「8時だよ全員集合!」を

一生懸命、母は見てました。

こうやって夢中でインターネット動画を見ていてくれれば

その間は放っておけばよかったので、かなり楽でした。




介護ベットなど福祉用具の搬入・・・

在宅介護と介護老人保健施設とギリギリまで悩んだおかげで

在宅介護の準備がかなり遅れてしまい

ケアマネージャーから福祉用具のレンタル会社を紹介され

在宅介護で必要なものを話し合いました!

「車イスは病院と同じものが用意できる」と言われましたが

「18キロ超えで自走ができない母なので、もっと軽い車イスを~」と

要望しましたが、用意できないと言われてしまい

品揃えの悪い福祉用具レンタルの会社!という印象を持ちました。

介護ベッド、ベットに必要なマット、柵

車イス、車イスに必要なクッション

食事用で介護テーブル、4点杖、リハビリのための平行棒

トイレに仮の手すり代わりで天井と床で支えるベストポジションバーを

とりあえずレンタルすることに決めました。

退院2週間前に、車イスが通りやすいように

また介護ベットが置けるように

家にある家具、ソファーを撤去などドタバタ!

退院1週間前に福祉用具の搬入でしたが、介護ベットや車イスなどは

なぜか?契約予定のレンタル会社ではなく

名古屋地方ではCMで、ご存知の方が多い~

なんでも貸します近藤産興!?

これはまた貸しじゃないのか?こんなんでいいの?と思いながら

福祉用具の搬入に立ち会いました。

ただ見てるだけでしたが無事に介護ベッドなど設置完了!

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画像左が歩行リハビリで使用する平行棒と色の悪い4点杖

右の介護ベッドは退院直後の画像です!