在宅介護中の糖尿病治療で炭水化物制限・・・

2014年4月12日、糖尿病の合併症から脳出血

その脳出血を起こした原因の糖尿病を

在宅介護中、何とかしなくてはなりません。

済生会リハビリテーション病院を退院後の糖尿病治療は

インスリン注射を一日朝、昼、夜、寝る前の4回3~4単位を

母の腹部へ私が打ってましたが

当然、利用中の介護サービス業者が嫌がり

2015年の年明けから、往診から糖尿病専門医への通院に切り替えて

糖尿病治療を行ないましたが

とにかく母の糖尿病は、かなり重度の状態

普通に食事を食べてしまうと、軽く血糖値が350mg/dLを超えます。

なので、まずは介護する私自身が糖尿病を勉強する必要がある!と思い

下記の書籍2冊をAmazonで購入して、勉強しました。

糖尿病専門医にまかせなさい (文春文庫)

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この2冊の本には、主食を抜くいわゆる「コメを減らせ!」

「炭水化物を減らせ!」という内容で

在宅介護当初は、看護師上がりのケアマネージャーということもあり

訪問看護師にも来てもらってましたが、看護師は「カロリー制限」を主張

しかしながら、炭水化物を食べさせてのカロリー制限では

血糖値は、思ったほど下がらず・・・

なので、母には申し訳なかったですが

主食のコメや炭水化物を徹底的に制限!

その甲斐あって、2015年の年明けから往診から通院に切り替えた

糖尿病専門医に、すぐにインスリン注射を止めて内服薬のみに変更

ただしインスリン注射を止めてしまうと

血糖測定器やセンサー、採血用穿刺器具やハリなど身体障害者でも

保険適用外で全額実費になり毎月かなりの痛手でしたが

各介護サービス業者が嫌がるので仕方ありません。

このあたりを名古屋市の相談窓口に連絡しましたが

「医療制度の落とし穴で、救済する制度がない

どんな制度でも完璧な制度はなく、必ず落とし穴がある

まさに今回は、その制度の落とし穴にはまってしまった」という回答でした。

炭水化物制限に関しては、下記のA4で「食事内容把握表」を作成して

食べた時刻、食事内容、大体のカロリーなど

全て記録に残して、食事内容を徹底管理しました。


在宅介護の自宅での食事は、朝、昼と主食のコメは全抜き

夕食のみコメ50gだけ食べさせ

利用していた各介護サービス業者にも、もちろん協力してもらい

デイサービスの場合は、昼食の主食は全抜き、おやつは半分のみ

ショートステイでも、朝、昼と主食は全抜き、麺類は仕方なし

おやつも全抜き、夕食のみ茶碗に半分のみという形で協力してもらいました。

ホームヘルパーさんにも協力してもらいましたが

ここまで徹底的に管理してる親族はいない!と戸惑われましたが

過去の食事内容把握表を参考にしてもらい、協力してもらいました。

結果は、もちろんインスリン注射を止めて内服薬に変えても

月一回の血液検査でヘモグロビンA1cが、基準値に入るまでに

糖尿病の病状は良くなり、この状態を保てば20年は生きれる!とまで

糖尿病専門医から言われるほど回復しました。




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