家族葬の葬儀屋にお願いして、母の遺体を病院から
自宅へ連れ帰り、遺体が傷まないようにドライアイスで保管
もちろん家族葬の当初の葬儀プラン料金には入っていないので
全て別料金で追加料金でしたが、母の強い要望だったので
3日後に葬儀を行なうことで、葬儀ホールの予約をしてもらい
マル2日間、最後に母と一緒に自宅で過ごしました。
「なぜ?死んで帰ってきた!生きて帰ってこい!
入院中さんざん家に帰りたがっていた、その家に今帰ってきたぞ!
このまま目を覚まさないと火葬場で焼かれてしまうから目を覚ませ!」と
母に必死で呼びかけてる自分がいました。
近所には、町内会長にお願いして
亡くなったことを回覧板で回してもらい
「今回は家族葬での葬儀のため参列はご遠慮願います」という内容でしたが
続々と生前、母と交流があった近所の方々や
ケアマネージャー、介護サービス業者の担当者が
最後のお別れに自宅へ来て下さいました。
亡くなった経緯を一人一人に説明して
みなさん名古屋医療センターの酷い対応に怒りを覚えてました。
「ただ息子さんが一生懸命に面倒を見てくれたから満足そうな顔してる
キレイな顔で眠ってる感じ」と、近所のみなさんが口を揃えます。
今回、初めて家族葬にしましたが
母の顔を見ながら、一人一人ゆっくりと話ができ
家族葬でよかったとつくづく思いました。
夜、母の顔を見ながら、ここで過ごした日々
脳出血からの左半身マヒで車イスで過ごした約2年半
今回の軽い脳梗塞から、なぜ肺炎で死ななくてはならなかったのか?
など思い返していました。