糖尿病からの合併症で脳出血(病名:右被殻出血)
左半身マヒで自分で立つことすらできず、ほぼ寝たきりと
嚥下障害が残り、トロミ剤1%を入れた物しか
誤嚥の可能性で口にできません。
この状態で、2014年9月下旬から母の在宅介護がスタートしました。
済生会リハビリテーション病院を退院後
劇的に回復していった経緯をここでは掲載したいと思います。
まずリハビリに関しては、私自身も退院予定2ヵ月前あたりから
病院へ通って、歩行リハビリ、言語リハビリなど研修を行ない
書籍を購入したりで、在宅介護中のリハビリに備えました。
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自宅で歩行リハビリを行なうために
福祉用具レンタルから平行棒をレンタルして
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退院後、一週間で自力で立ち上がれるようになりましたが
この段階では左足装具は、ヒザ上までのロングの装具を装着してます。
ここから2014年11月、思い切ってヒザ上までのロングの装具を
ヒザ下のショートの装具に変更し、平行棒を使って歩行リハビリを
行ない続けた結果、左ヒザが折れていたのが
ヒザが折れずに、グッと身体を支えるまでになり
それにより、ヒザ下のショートの装具でも立ち上がれるようになり
自分で車イスに座れるようになり
車イスから介護ベットへの移動もできるようになりました。
上記の画像は、2014年11月19日撮影ですが
ヒザ下のショートの装具でも、しっかりできてます。
また身体の向きを変えるリハビリも行なってましたが
これも2014年11月19日には、できるようになってますが
ただし、ここまでたどり着くのに
毎日2~3時間リハビリを行なっていたので
当初は、私の身体は全身筋肉痛、特に腰痛が酷かったですが
毎日のリハビリで、徐々に母の身体に力が入るようになり
どんどん軽くなっていきました。
2015年5月5日、初めて外での歩行リハビリを
福祉レンタルで借りた4点杖を使って、開始!
また嚥下障害も、トロミ剤1%が年明けには
私と同じ物が食べれるまで回復
下記の画像は、2015年1月元旦に一緒に鍋料理を食べた画像です。
嚥下障害に関しては、二度と普通食は食べれない!と
病院からは言われてましたが、見事に回復しました。
なぜ回復してきたのか?と考えられる要因は
まず年齢が70歳と若かったこと
重度の糖尿病の状態で回復が遅れていた可能性もあり
自宅に帰った安心感、息子の私がリハビリをやってくれてることで
リハビリに取り組む母の気持ち、姿勢が全然違ったからでしょう。
奇跡的な回復が起こり、医療関係者からも驚かれます。
リハビリ専門病院を退院直後の状態から
「酷くなった!悪くなった!」という話はよく耳にするけど
こんな短期間で「治ってきた、回復した」などの話は
ほとんど聞いたことがない!とまで言われました。